執着を手放す大切さを説く絵本
【英語絵本】
カナダの中学校の
瞑想&ジャーナリングの授業で
使った絵本をご紹介します
絵本の対象年齢は5才から8才と記されているけれど
とーっても深い内容のお話なので
中高生から大人向けの絵本としても
十分通用すると考えます。
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お話の内容はこちら
なかなか葉っぱを落とせない
リトルツリー
他の木々は
秋が来ると
葉っぱを落とし
新しい季節ごとに
どんどん大きく成長していくのに
リトルツリーだけは
枯葉をつけて小さなまま
森の動物たちが心配して
「葉っぱを落とす頃だよ」と励ましても
来る季節、来る季節
葉っぱを離さない
凍えるような寒い冬に
裸になるなんて…
変化するって勇気が要る
怖気付く気持ちも分かる
手放すってそう簡単にはいかない
でも手放すことが
次への成長に繋がることも知ってる
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私は翻訳の仕事をしてきて
キッズヨガのインストラクターに転向したから
人前で話すのは大の苦手
英語だって発音はネイティブじゃないし…
だから、自分にはムリな理由が並ぶ
でも、ヨガを伝えたい気持ちが一歩上回って
そんな気持ちも抱えたまま
みんなの前にいるんだと伝えた
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絵本の朗読の後
素直に自分の弱さを見せて
「執着を手放す」誘導瞑想を行って
感じたことを書いてもらった
いつも生意気で反抗的な男子に
良いクラスだったよと一言
思わぬ子からの感謝の言葉に
安堵して、肩の荷が下りた
ちょっぴり成長を感じた
良い経験だったなあ…
私もいつかリトルツリーは卒業したい(笑)